本社が米国の外資系のメーカーに昨年9月から勤めています。
もちろん私の勤めている企業は日本支社という位置づけで、当然ですがドメスティックな色彩が非常に強い環境です。その中で私のポジションは「企画課海外業務」という名の通り、海外との接点が非常に多い部署で働いています。国内従業員ウン百人くらいの企業の中で「本当に海外との接点がある」人は僕を含めて5・6名くらいでしょうか。
さて、(米国)本社-(日本)支社 関係のなかで、ユニークというか「グローバル化」という言葉が独り歩きしている現状を憂えることもしばしばあります。俗に言う「アメリカン・スタンダード」という類のものです。
例えば、今年1月頃に本社から届いた資料の中に、著名人事コンサルを招いた国際ミーティングが企画されました。その「某著名米国人人事コンサル」が提案する資料というのが、馬鹿げている、というか現実を直視しているとは思えない、競争原理むき出しの空理空論。瞬間的に「こんなのワークするはずがない」とわかる代物でした。
だってありえないですよ、営業成績下から20%の営業マンを3ヶ月ごとに解雇して、替りに成績優秀な営業マンを「彼独自の優れた採用メソッド」を使用して補充しつづければ業績は上がる、なんて。まさしく空理空論。こんなの日本の職場で取り入れたら、誰も本気で働かないって。でも、これが「グローバルな戦略だ」言い続ける米国人の素朴さが結構かわいい。(もちろんこの一風変わった戦略は頓挫した)
「アメリカのコンサルって実はそれほどでも無い」と、どこかで聞いたことがあるのですが、それを目の当たりにする貴重な経験ができたと思いますが、今後もこの手の「空理空論」を相手にすることになるかと思うと、楽観的にはいられない。
あ、ところで、そのコンサルのクライアントって「AIG」・「リーマンブラザーズ」・「GM」・「メリルリンチ」などだった(笑)。彼もクライアントをいっぺんに失って大変でしょう。。。同情はできないけど。
2008年12月3日水曜日
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